サマースクール2013受講生案内

  • 1.7/20(土)は昼食を食べてからニチイ学館に来場して下さい。昼食の持ち込みも可能です。11時30分から受付開始、12時45分から開校式です。
  • 2.受け付けでオペ着、ガウン、名札、宿泊室の鍵を渡します。各自宿泊室でオペ着、ガウンに着替えてください。名札は胸につけてください。
  • 3.着替え終わったら開校式まで大会議室Aの自分の座席に着席して待機して下さい。
  • 4.すべての実習の手順をビデオで供覧します。インストラクターからの指導もありますが、ビデオ視聴によりできる限り手順を習得して下さい。
  • 5.実習では術者としての技術を学ぶと共に、助手の役割の重要性を体得して下さい。
  • 6.アドバンスコースアニマルラボは各グループ80分で肺葉切除を完遂してもらいます。インストラクターの指示に従いテキパキと実習して下さい。
  • 7.ベーシックコースアニマルラボは開胸実習50分、閉胸実習45分です。インストラクターの指示に従い交代で実習して下さい。
  • 8.ティッシュラボではテキストの摘出心肺の解剖図を参考にして下さい。アドバンスコース、ベーシックコースともにDVDにて随時切除術式を供覧しますので参考にして下さい。
  • 9.コンテストは気管吻合(アドバンスコース)1人15分、豚皮皮膚縫合(ベーシックコース)1人5分の持ち時間で行います。術者、助手を交代して1人1回ずつ実施します。
  • 10.参加者は日本学術会議による「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン」を参考に、動物愛護の精神を尊重してセミナーに参加して下さい。

実習全体の注意点

  • ・鋼製小物(持針器、クーパー、鑷子等):足りなければ他のグループと融通しあう
  • ・ディスポメス:各自1本支給
  • ・絹糸(アニマルラボ):自由に使用可
  • ・バイクリル(ティッシュラボ):自由に使用可
  • ・PDS:数に制限あり
  • ・ガウン:受付で各自1枚支給、一度脱いだら再着用
  • ・手袋、マスク、帽子:手術室に常備、自由に使用可
  • ・使用後の針は各テーブルの専用容器に廃棄
  • ・摘出心肺、豚皮(ベーシックコース)、鋼製小物、メス、糸は予め講義室の各テーブルに配布されています。実習開始前に確認下さい

アドバンスコース (研修医)

  • (1) アニマルラボ:全身麻酔下ブタの肺葉切除実習(ブタ1、ブタ2、ブタ3、ブタ4)
    チーフインストラクターとopeインストラクター
    右肺の上葉、中葉、下葉を3つのグループに分かれ切除(1グループ80分)
    各グループ4~5名
    血管処理―絹糸で結紮
    気管支処理―各グループPDS4本支給
    自動縫合器―各グループ2本まで使用可。部屋にあるものから選択して下さい。
  • (2) ティッシュラボ:ブタ摘出心肺を用いた肺葉切除、気管吻合実習
    アドバンスコースインストラクター
    受講生2名に1個の摘出臓器です。原則として受講生4名に1名のインストラクターを配置します。実習では術者の技術を習得すると共に、助手の役割の重要性を体得して下さい。
    持針器、攝子:1人1個、クーパー:2人に1個、モスキート:2人に6個
    血管処理―バイクリルで結紮
    気管支断端処理―バイクリルで縫合閉鎖
    気管吻合―気管を利用、PDS各自3本支給(実習用2、コンテスト用1)
  • (3)ティッシュラボ終了後、気管吻合によるコンテスト
    コンテストレフェリーによる審査
    持ち時間15分、術者、助手を交代し1人1回ずつ実施

ベーシックコース (学生)

  • (1) アニマルラボ:全身麻酔下ブタの開胸、閉胸実習
    チーフインストラクター、開胸インストラクター、閉胸インストラクター
    開胸実習―6名1組、持ち時間50分
    閉胸実習―5名1組、持ち時間45分
  • (2) ティッシュラボ:皮膚縫合実習
    ベーシックコースインストラクター
    受講生2名に2個の豚皮(実習用、コンテスト用)です。
    実習時間は20分です。術者、助手を交代して実習してください。
    持針器、攝子 1人に1個、クーパー 2人に1個支給、バイクリルにて縫合
  • (3) 皮膚縫合実習終了後、皮膚縫合コンテスト
    コンテストレフェリーによる審査
    持ち時間5分、術者、助手を交代して1人1回ずつ実施
    コンテスト終了後、豚皮は専用容器に破棄してください。
  • (4)ティッシュラボ:ブタ摘出心肺を用いた肺葉切除実習
    ベーシックコースインストラクター
    受講生2名に1個の摘出臓器です。原則として受講生4名に1名のインストラクターを配置します。実習では術者の技術を習得すると共に、助手の役割の重要性を体得して下さい。
    持針器、攝子:1人1個、クーパー:2人に1個、モスキート:2人に6個
    血管処理―バイクリルで結紮
    気管支処理―バイクリルで縫合閉鎖
    時間があれば気管吻合 ―PDS各自1本支給

ドライボックスラボ(2日目)

ドライラボインストラクター
ドライボックスを用いた胸腔鏡手術実習(4名1組)
 名前書き
 ビーズ移動
 輪ゴムかけ
実習後ビーズ移動、輪ゴムかけによるタイムトライアルを行います。

名札について

名札はガウンの上から胸につけてください。
Adv:アドバンスコース、Bas:ベーシクコース、数字はグループ名

青:アドバンスコース(研修医)

緑:ベーシックコース(学生)

氏名の上に各コースグル―プ名が記載されています

Adv-01 ブタ1-① Box①:
アドバンスコース、
ティッシュラボはAdv-01グループ、
アニマルラボはブタ1-①グループ、
ドライボックスはBox①グループ

Bas-01 ブタ1開胸 Box①:
ベーシックコース、
ティッシュラボはBas-01グループ、
アニマルラボはブタ1開胸グループ、
ドライボックスはBox①グループ

赤:インストラクター

氏名の上に役割が記載されています

Adv-01,02 opeイントラ(ブタ1-①)Box①:
アドバンスコース、
ティッシュラボはAdv-01,02グループ担当、
アニマルラボはopeインストラクターとしてチーフインストラクターと共にブタ1の①番目(上葉切除)担当、
ドライボックスはBox①グループのインストラクター

Bas-01, 02 開胸イントラ(ブタ1)Box①:
ベーシックコース、
ティッシュラボはBas-01, 02グループ担当、
アニマルラボはブタ1の開胸インストラクターとしてチーフインストラクターと共に開胸手術担当、
ドライボックスはBox①グループのインストラクター