肺癌登録第11次事業 パブリックコメント募集(締切:2020年9月11日24:00)

日本呼吸器外科学会 会員の皆様へ

肺癌登録合同委員会委員長 伊達 洋至
肺癌登録合同委員会事務局長 吉野一郎
日本呼吸器外科学会理事長 千田雅之

日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会により運営する肺癌登録合同委員会の第11次事業として、2021年肺癌外科手術症例の登録作業を実施する運びとなりました。
 2021年1月1日から12月31日に研究参加施設において外科療法を受けた肺癌症例について、各施設において手術後に基本情報(一次情報)をNational Clinical Database (NCD)に登録する際に、研究対象症例であることを明示していただき、患者情報を従来のNCD呼吸器外科データベースと同時に胸部悪性腫瘍データベースにも集積する前方視的に登録する予定です。さらに、2026年12月31日時点での転帰、再発情報等(二次情報)を2027年1月以降に胸部悪性腫瘍データベースにNCDシステムを通して入力していただきます(NCDデータベースへのアクセスは基本情報と同様)。なお従来のNCD登録の際の患者同意ではなく、新たに施設承認と患者への説明・同意(オプトアウト)が必要ですので、2020年中に手続きを完了しておくことが必要になります。
 本研究の概要の説明、参加のご案内を兼ねて、パブリックコメントを募集いたします。本研究の研究計画書、患者説明文書(オプトアウト用)、千葉大学における倫理審査承認書は、9月初めに肺癌登録合同委員会ホームページ(https://haigan-touroku.jp/index_facility.html)に掲載いたしますので、ご覧のうえご意見がございましたら9月11日(24:00)までに肺癌登録合同委員会事務局(haigantouroku.chiba@gmail.com)までお送りください。

掲載 2020年8月25日